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来月スタート!TVアニメ「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」

えーと、本日のネタは、ねこネタはねこネタでも、
ねこねーさんがいまいちよくわからないイマドキのアニメ路線です。
なので、少々ご紹介するのが、はばかられるのですが、
情報をかき集めてご紹介してしまうと…

「ポスト宮崎駿」として注目されているアニメーション映画監督、
新海誠氏の原点とも言える短編アニメ作品「彼女と彼女の猫」が、
原作の発表から16年の時を経て、待望のテレビアニメ化。
いよいよ来月、TOKYO MXでは3月4日より、BS11では3月6日より
深夜のショートアニメ番組枠でオンエアされるのです(全4話完結)。

とは言うものの、ジブリ作品くらいしか知らないねこねーさんのような
アニメ音痴の方には、新海誠監督の名前は、まだピンとこないかも。

最近は、大成建設のCMとか、Z会のCMも手掛けていらっしゃるので、
その瑞々しいアニメ映像を目にしたことがある方は
少なくないんじゃないかと思います。

ですが、そんな監督の自主制作時代の名作「彼女と彼女の猫」をご存知の方は、
アニメ通になるのかなぁ。ねこねーさんも今回はじめて動画を
閲覧させていただきましたが、なるほど、初期作品でありながら、
かなりクセのある構成と確かなクオリティ…「DoGA CGアニメコンテスト」の
第12回グランプリを受賞しただけあって、大器の片鱗をうかがわせます。

こちらがそのオリジナル作品です↓
「彼女の猫」の声を演じているのは、監督ご本人のようですよ♪



飼い猫主観のモノローグ(しかも、人間的な視点をもつ猫)という、
予想外のねこアニメなのですが、なかでも注目どころは、
リアルに描かれた背景や「彼女」のライフスタイルの中で、妙に浮きまくっている
「彼女の猫」、チョビの手抜き感ありありの作画ぶり(笑)↓

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(C) Makoto Shinkai

こんなふざけた顔なのに、考えていることは詩的で
しかも声は素朴なイケメンボイスという、とんでもないギャップ感がお見事!

ところがニャンと、テレビアニメ版では、テキトーを絵に描いたようだったチョビが、
ゴージャスな黒猫ちゃんに変身しているではあーりませんかっ!↓

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(C) Makoto Shinkai/CWF・彼女と彼女の猫EF製作委員会

え?これでいいんですか、監督?
と思ったら、どうやらテレビ版アニメを手掛けたのは、新海誠監督ご自身ではなく、
新たな製作チーム。今回のテレビアニメ化は、心機一転、
新しい「彼女と彼女の猫」の世界を紡ぎだす試みのようなのです。
テレビアニメ版の監督は、「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズの坂本一也氏。
アニメーション制作は、ライデンフィルム京都スタジオ。

そんなこともあって、あえて新解釈に挑戦する意味で、
らくがきレベルだったチョビを、ロン毛の黒猫に設定して直してみたのでしょうか↓

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(C) Makoto Shinkai/CWF・彼女と彼女の猫EF製作委員会

オリジナルアニメのモノクロな世界観と違って、テレビ版はカラーだし、
モフモフの黒猫ちゃんでも、意外とサマになるのかも?

テレビアニメ版のキービジュアルも、青い空に浮かぶ真白な入道雲。
オリジナルの雨模様とは真逆の印象ですね↓

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(C) Makoto Shinkai/CWF・彼女と彼女の猫EF製作委員会

個性的な短編映像の世界観が、テレビアニメとしてどんなふうに進化するのか?
それは、まもなくスタートする本編で実際に確認するしかありません。
ショートアニメ番組枠での放映になりますが、お見逃しなく!

「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」
【TOKYO MX】 3月4日より 毎週金曜日23:00~23:30
【BS11】 3月6日より 毎週日曜日25:00~25:30
ウルトラスーパーアニメタイム枠 「コミックス・ウェーブ・フィルム オムニバス」


テレビアニメの公式HPはこちら↓

「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」

関連記事はこちら↓
animate.tv(1月8日):新海誠氏の自主制作『彼女と彼女の猫』が、新鋭スタッフによりTVアニメ化!? キャストには花澤香菜さん、浅沼晋太郎さん、矢作紗友里
アキバ総研(2月19日):「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」キャストは全員犬派!? アフレコ取材レポート

ちなみにテレビアニメの公開に先駆けて、
昨日発売の月刊アフタヌーン4月号(講談社)で
マンガ版の「彼女と彼女の猫」の連載もスタートしました。

マンガ版は、これまたオリジナル映像ともテレビアニメ版とも違う趣きです↓
マンガのチョビは、萌え系の白猫ちゃんみたいですね♪

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(c)Makoto Shinkai / CWF・S&HC EF FILM PARTNERS

「彼女」も、なにやら妙に艶かしい美女です↓
部屋着がワンピースな女子ってだけで、ねこねーさんは尊敬してしまいます(笑)

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(c)Makoto Shinkai / CWF・S&HC EF FILM PARTNERS

関連記事はこちら↓
アフタヌーン(2月25日):本日発売のアフタヌーン4月号より『彼女と彼女の猫』新連載開始! 新海誠の原点となる自主制作アニメーション作品を山口つばさが描きます!
コミック ナタリー(2月25日):新海誠の短編アニメ「彼女と彼女の猫」がマンガに!アフタヌーンで連載開幕


さらに、「彼女と彼女の猫」には2013年に出版された小説版もありまして。
こちらの執筆を手掛けたのは、テレビアニメ版の脚本も手掛けている
脚本家の永川成基氏。原作とは異なる視点で描かれた連作短編集のようです↓





     彼女と彼女の猫

       原作:新海誠 (著), 永川成基 (著)

       カンゼン (2013/5/30)
       単行本(ソフトカバー)





(画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます)

わずか5分に満たないモノクロ短編アニメでありながら、
小説やテレビアニメにまで展開された新海誠監督の「彼女と彼女の猫」。
オリジナル作品が魅力的である証拠ですね。

ねこねーさん個人的には、オリジナル版のゆるゆるのチョビが
イチオシなのですが、まずは3月からのアニメ版を観てみないと!

新海誠監督は、かなりのねこ好きさんみたいなので、
今後も、にゃんこが主役の作品を期待しちゃいますよー♪


《おまけ》

ねこネタから脱線しますが、ついでに新海誠監督の新作映画のご紹介を。
今年の8月公開予定の長編アニメーション作品「君の名は』」の特報映像です↓



作品の公式HPはこちら:映画「君の名は」

新海誠監督の個人サイトはこちら↓
Other voices -遠い声-

新海誠監督の作品のポータルサイトはこちら↓
Makoto Shinkai Works


ねこねーさんは普段はアニメ作品はノーチェックなのですが、
大好きな秩父が舞台の「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」だけは
テレビアニメも映画も観ておりまして、コミックまで読んじゃったくらいで、
なので、「あの花」関連の「君の名は」は、妙に気になってしまったりして。

じつは最近、ねこねーさんが観た実写モノの映画(主に邦画)はハズレ続きで…

以前ブログでご紹介した映画『猫なんてかよんでもこない』
2週間ほど前に映画館で観たのですが、2ニャンの演技は満点だったものの、
映画としての出来は、正直なところ、個人的にはかなりビミョーでして。。
そんなわけもあって、それそろ、ハズレない映画が観たい!と、
いつも以上にアニメ作品に期待を寄せてしまうのでした。

ひさびさに、いい映画を観て、感動したいんですけどねぇ。
アカデミー賞もまもなく発表なので、受賞作品を観に行くのが、
いちばん手っ取り早いかな?


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